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生産段階での取り組み

CO2排出量と水の使用量の削減に向けた取り組み

akebonoは、2007年より省エネルギー・CO2削減プロジェクトを推進しており、各拠点でのCO2排出量削減につながる施設内の設備改善や省エネルギー活動を行っています。また、水資源の使用量低減に向けた管理の重要性から、水資源使用量の把握と、その低減に向けた活動を重要なテーマとして継続的に取り組んでいます。

2016年度のグローバルでのCO2排出量は289,600t-CO2、水資源の使用量は1,647,000㎥となりました。

前年度より増加した要因の分析を実施し、次年度はさらなる削減が可能となるよう、継続して取り組んでいきます。

CO2排出量と売上高あたりのCO2排出量の推移(グローバル)

図:CO2排出量と売上高あたりのCO2排出量の推移
  • * 2011年より北米拠点AEC、ABCを集計範囲に追加しています。

グローバル水資源使用量推移

図:CO2排出量と売上高あたりのCO2排出量の推移

ゼロエミッションの継続・向上

akebonoは、廃棄物ゼロの実現に向けたゼロエミッションを推進し、2004年度までに国内主要拠点において、産業廃棄物埋め立てゼロを達成しています。国内で進めてきたゼロエミッション(定義:直接埋め立てゼロ、単純焼却ゼロ)は、曙ブレーキ山陽製造が2006年3月に、曙ブレーキ岩槻製造が2007年2月に達成したことにより、全拠点で完了しました。

akebonoは今後も循環型社会の形成に貢献できるよう、リサイクルによる資源の有効活用や、廃棄物の処理コストの削減および処理方法の効率化を探究していきます。また、ゼロエミッションの基本である、Reduce(減らす)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)をさらに進め、ゼロエミッションのレベルアップを図っていきます。

2010年度から開始した外部委託による廃砂のセメント原料化など、環境負荷の少ない処理方法でゼロエミッションを継続しています。

2016年度排出物の内訳(国内主要拠点)

図:2016年度排出物の内訳

2016年度国内主要拠点の排出物の発生量とリサイクル率

図:2016年度国内主要拠点の排出物の発生量とリサイクル率
  • 2007年度に直接埋め立てゼロを達成し継続中

国内主要拠点の排出物の総発生量とリサイクル率

図:国内主要拠点の排出物の総発生量とリサイクル率
  • * 総発生量には有価金属等の有価物を含みます。
  • * 2009年度から館林鋳造所を集計に加え、8拠点の数値データを記載しています。

大気浄化システムの導入

大気汚染が深刻化している中国では、各地の工業団地で自主基準が課せられることがあります。蘇州では大気浄化システム(電気集塵機※1、低温プラズマ処理※2、スクラバー処理※3、活性炭処理、活性炭再生)を新設し、法律よりも厳しい自主基準に適合しました。この浄化システムは空気の脱臭にも寄与します。

  • ※1電気集塵機:放電極からのコロナ放電により大気通の塵やオイルミストを帯電させ、集塵機で集塵する装置。電流が小さいためランニングコストを低くすることが可能。
  • ※2低温プラズマ処理:低温プラズマは期待の1%程度をプラズマ化(陽イオンと電子に分離)したもので、常温でもプラズマ電子(数千℃)を有し、有機物質を分解することが可能。
  • ※3スクラバー処理:大気中の塵や物質を水シャワーで吸着捕集する。

環境に優しい設備の設計に向けた若手技術者の育成

2016年度に製作した「次世代摩擦材製造設備」のミニチュアラインと製作チームのメンバー<

2016年度に製作した「次世代摩擦材製造設備」の
ミニチュアラインと製作チームのメンバー

akebonoでは、将来の設備設計を担う技術者の育成を目的とした、「1個の動力で動くブレーキ製造工程のミニチュアラインをつくる」というプログラムを実施しています。このプログラムでは、生産技術部門に配属された1~5年目の若手チームが、通常業務のほかに「ミニチュアラインづくり」を兼務し、企画、設計から製作までを一貫して行います。

この取り組みは2010年度から実施しており、2016年度は次世代摩擦材製造設備のミニチュアラインを製作しました。元となる実際の設備は2012年に山形製造に導入されたもので、小さな生産単位での製造が可能となるようラインの設計を見直し、電力消費量を従来の半分まで削減することを実現しています。

ミニチュアライン製作においては、各工程の動作性に加え、ライン全体のタイミング連動などにも配慮し、動作部の軽量化などさまざまな工夫を施しています。

今後もライン全体を俯瞰し、省エネで高効率な設備設計を自らの手で実現していく技術者の育成に取り組んでいきます。