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トップメッセージ

代表取締役社長 信元久隆

株主の皆様には平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

第122期(平成29年4月1日から平成30年3月31日まで)の当社グループの業績につきまして、その概要をご報告申し上げます。

当期における当社グループの売上高は、欧州やアジア地域での需要は好調だったものの、北米での減収の影響で2,649億円(前期比0.4%減)となりました。利益については、北米事業の収益改善に向けた施策の効果やアジア地域における受注増加などにより営業利益は81億円(前期は42億円)、経常利益は58億円(前期は8億円)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、欧州のアラス及びスロバキア工場で固定資産の減損損失を計上したこともあり8億円(前期は4億円)となりました。

当期は、中期経営計画「akebono New Frontier 30 - 2016」(以下、aNF30-2016)の2年目です。aNF30-2016では、(1)北米事業の立て直し、(2)製品別事業部制への移行によるグローバルネットワークの確立、(3)ハイパフォーマンスブレーキ(高性能量販車用ブレーキ)ビジネスの拡大と欧州事業の新築、の3つの主要施策及びその他諸施策に取り組み、利益の拡大に努めてまいりました。これらの取り組みにより、アジア地域では計画を上回る業績を達成し、aNF30-2016の目標である「健全な財務体質への回復」についても、まだ道半ばではあるものの、一定の成果を出すことができました。フリー・キャッシュ・フローは前期と比べ100億円増加し、83億円となりました。有利子負債は84億円削減し1,097億円、また自己資本比率につきましても1.5%改善し、13.9%にすることができました。しかしながら、第120期に計上した大幅な損失を埋めるだけの回復には至らず、当期の配当につきましても、無配とさせていただきたく存じます。

株主の皆様には衷心よりお詫び申し上げます。

なお、当期の実績に基づく常務執行役員以上の業績連動報酬は支給しないことといたしましましたので、あわせてご報告させていただきます。

自動車産業は100年に一度の大変革期に突入していると言われております。こうした急激かつ急速に変化する経営環境において、当社グループの特徴である「小規模専業独立製造会社」という立ち位置を最大限に活かし、スピードを持って経営にあたり、aNF30-2016の目標である「健全な財務体質への回復」と企業価値の向上をめざしてまいります。

株主の皆様には、何卒、ご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2018年5月曙ブレーキ工業株式会社
代表取締役会長兼社長
信元 久隆